種まきのコツ
toyomaxです。今日は種まきのコツを。
Twitterを見てたら、もうとっくに種をまいて、
順調に苗が育っているひとも沢山いて、
なんだか盛り上がってきました。
今年はインゲンマメ、ナス、中玉トマトを中心に。
他の野菜についても、ときどき触れていきます。
まだ育てる野菜選びに迷っている人は、
明日くらいにおススメ野菜について書いてみますので、
そちらも参考にしてみてください。
○インゲンマメの場合
プランターに直接 種をまきます。
「土づくり」の作業で、
土がまんべんなく湿った状態になってから種まきです。
(インゲンマメ以外にも枝豆などのマメ科の野菜も同じ要領で)
【手順】
(1)ビンの底で丸い播き穴を作る
・播き穴どうしは、30cmくらい離れているのがベストです。
ただし、プランターの大きさによっては、それよりも多少近くても大丈夫です。
・例えば写真のような栽培バッグの場合は、2か所播き穴を作れます。
・穴の深さは2〜3cmがよいでしょう。
(2)播き穴に2〜3粒ずつ種をまく
・種どうしがくっつかないように播いてください。
(3)しっかりと土をかける
・上からしっかりと土をかけます。
種と土がしっかりと密着するのを意識するのがポイントです。
(4)たっぷりと水をかける
・最後にたっぷりと水をかけて、種播きは終了です。
○中玉トマト、ナスの場合
毎年ミニトマトをやってきましたが、
今年はちょっと趣向を変えて
中玉トマトにもチャレンジしてみましょう。
種まきの要領は、中玉トマトもナスもミニトマトと全く同じです。
もうすっかりマスターしている人もいると思いますが、
念のため。
(1)種まきの準備
・種まきの前日に、種を水に浸します。
(30℃くらいの生ぬるい水にやく24時間つけておきます)
・種が十分に水を吸ったら、ガーゼの上に広げて少し乾かします。
(完全に乾かないように気をつけてください。
手やピンセットでつまんで播きやすい程度に乾けば大丈夫です)
(2)育苗(いくびょう)ポットの準備
・種まき用の土を、小さなポット(いらなくなった卵のパックとか
小さめの紙コップなどを再利用)に入れ、育苗ポットにします。
・育苗ポットの底には水抜き用の穴をあけておきましょう。
穴があまり大きいと土がこぼれ出てしまうので、
数mm程度の小さな穴で結構です。
・種まき用の土は十分に湿らせておいて下さい。
(手で軽く握って、塊ができる程度が目安)
・湿った土を、育苗ポットに入れて表面を平らにします。
(3)種まき
・ピンセットなどで、一粒ずつ種を播きます。
深さは1cm程度です。
(4)上から土をかける
・上からしっかりと土をかけます。
種と土がしっかり密着するのを意識して、上から軽く抑えてください。
(5)たっぷりと水をかける
・トマトもナスも種が小さいので流されないように気をつけながら、
たっぷり水をかけます。
種まきの手順は以上です。
【上手に種をまく(=発芽させる)コツ】
●種まきのコツ(1) 土を湿らせる
種まき用の土はしっかり湿らせてから使用する。
また、芽が出るまでは土が乾かないようにこまめに水をあげます。
●種まきのコツ(2) 鎮圧(ちんあつ)
種と土がしっかり密着するように、土をかぶせた後は軽く手で押さえる。
土の表面に手の形が残るくらい抑えても大丈夫です。
●種まきのコツ(3)発芽温度を維持する
トマトもインゲンもナスも、発芽温度は25℃前後です。
芽が出るまではできる限りこの温度を維持できるようにしてください。
関東でもまだまだ夜間は12℃くらいまで下がっているみたいですので、
夜間は部屋の中に入れる等した方がいいでしょう。
ちなみに、耕す木更津農場でも保温シートや毛布をかけた
りしています。
●種まきのコツ(4)芽が出るまでは暗くする
これも、トマト・インゲン・ナス共通ですが、芽が出るまでは
暗い所に置いた方が発芽が揃います。
外にプランターを置いている場合でも、段ボールや新聞紙を
プランターの土の上に置いたりして暗くします。
種まきのコツは以上です。
特にナスは発芽まで2週間くらいかかるので、
やきもきすると思いますが、
辛抱強く発芽を見守りましょう〜!
それでは、栽培スタート〜!